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ロックの部屋

ロックの部屋

2006年

《2006年マイベストアルバム20選》

年末恒例の今年聴いたアルバムベスト選も今年で4回目。年々聴いているアルバムの数も増えていて、あれも良いこれも良いで今回も20枚選ぶのに苦労してしまいました。どうなんだろう、「ロックの部屋」らしさみたいなものはここに現れているのかどうか自分では分かりません。

言えることは、基本は現役指向であること。いわゆる“大人のロック”という言い方は私は好きではないし、そんなものが存在する事じたいウザイし気持ちが悪い。ロックはいつの時代でも純粋にロックです。

No.20
MUSE(ミューズ)『BLACK HOLES AND REVELATIONS』


スケールの大きい楽曲といい、ドラマチックな構成力といい、聴き映えのするハードロックでしたね。ロックが熱かった60年代後期から70年代中期あたりまでのスピリッツを持ち合わせている数少ない現役バンドであると思います。(11月19日の日記に登場

No.19
SCISSOR SISTERS(シザー・シスターズ)『TA-DAH』


ファーストで聴かれた、ニューウェーヴぽさが無くなり、万人が好むダンスバンドに近くなったような気がする。さすがに新鮮味はなくなったけど、楽しいアルバムでした。ロックとの折り合いが今後の鍵を握るかもしれません。次作あたりが正念場かも。(10月18日の日記に登場

No.18
FLAMING LIPS(フレーミング・リップス)『AT WAR WITH THE MYSTICS』


サマソニのエンターテイナー振りが記憶に鮮明です。ファンを大事にする誠意も感じたし。しかも言うべき事はしっかりと主張するアルバムコンセプト(平和へのメッセージ)にも敬服します。ロック聴き続けて良かった!とつくづく思うそんな一枚でした。(10月1日の日記に登場

No.17
FRATELLIS(フラテリス)『COSTELLO MUSIC』


こういうバンドが登場する土壌って、いいなぁと思う。ロックンロールにイギリスらしい伝統・職人らしさが加味されて。かつての10ccやコックニー・レベルとかアレックス・ハーヴェイ・バンドとかXTCとか英国しか出せない音だったと思うけど、このバンドもそうかな。日本盤発売日は2007年02月21日ですか?遅すぎるよ。(11月4日の日記に登場

No.16
ROGER JOSEPH MANNING Jr(ロジャー・ジョセフ・マニング・Jr)『SOLID STATE WARRIOR』


かつて、こんなにキラキラしたポップアルバムは聴いたことがなかったかも。ロジャー・ジョセフ・マニング・Jrは音の職人、メロディーの魔術師です。パーティの席で流れる音楽としても、お洒落なカフェのBGMでもインテリアの装飾に相当する音楽としても最適。(6月16日の日記に登場

No.15
FOUNTAINS OF WAYNE(ファウンテインズ・オブ・ウェイン)『UTOPIA PARKWAY』


これは旧譜ですが、昨年の12月23日に書いていたアルバムだったとは意外。これ今年1年通して好んで聴いていた愛聴盤ですね。ニューヨークにもこんな甘酸っぱい青春ポップスが存在する。懐かしさと幸福感に満ちてしまいます。墓場にまで持っていきたい一枚かも。笑(2005年12月23日の日記に登場

No.14
PHOENIX(フェニックス)『IT’S NEVER BEEN LIKE THAT』


ほど良いキャッチーさと、美しいリズムギターの心地良さ、ほど良い甘さのヴォーカルといい、文部省推薦みたいなギターロックです。(笑)思わずニッコリしてしまう至福の時間をフェニックスと共に過ごしてはいかがでしょうか?きっと幸せな気分になります。(5月28日の日記に登場

No.13
FEELING(フィーリング)『TWELVE STOPS AND HOME』


音はパワーポップですが、このバンドはクラシックの素養がある人達だと思う。ギターよりもピアノで作曲しているのではないかと思われる品の良さを感じる。演奏力の確かさといい、アダルトな雰囲気の楽曲といい、新人バンドとはとても思えなかった。ソングライターのダン・ギレスビーは将来ソロとしても成功しそうな雰囲気があります。ラズベリーズのエリック・カルメンみたいな。。。。。(8月26日の日記に登場

No.12
RAZORLIGHT(レイザーライト)『RAZORLIGHT』


1曲目の「IN THE MORNING」を聴いたときは、浮き浮きしてしまって心の中でジャンプしてしまいました。(笑)陽性のロックンロールナンバー、朝起きて真っ先に聴いて今日も一日楽しい生活が始まる。相応しい曲じゃないですか。ヴォーカリストのジョニー・ボーレルの声の張りといい艶といい、文句なしの表現力。この先も楽しみなバンドです。(10月7日の日記に登場

No.11
JET(ジェット)『SHINE ON』


ジェットと言ってポール・マッカートニーの曲を思い出すのはやめにしましょう。ジェットはオーストラリアのロックンロールバンド。生々しく豪快な曲調の中にも、ポップなメロディーとビートルズ風コーラスが垣間見られる時、きっと60年代70年代世代のロック好きは涙が出てくるはず。“良い奴らだよねぇ、ジェットって”この悦びを共有しませんこと?(12月15日の日記に登場

No.10
DELAYS(ディレイズ)『You See Colours』


今年出逢った一番美形なヴォーカリストがディレイズのグレッグ・ギルバートです。声もフォルセットボイスで美しいし、余分な体毛なんか生えてなさそうだし、……もう一度生まれ変わったら、彼みたいな少年になりたい!(笑)日本での人気はどうなのかな。今ひとつ盛り上がってなかったような気がするけど。もったいない、皆知らないだけなのね。(4月29日の日記に登場

No.9
UPPER ROOM(アッパー・ルーム)『OTHER PEOPLE’S PROBLEMS』


爽やかなギターポップ。でも結構エネルギッシュなギターサウンドで、ネオアコ系にありがちなスッと右の耳から左の耳に抜けてしまうような楽曲ではありません。美しいメロディーとヴォーカルの清涼感が好感度200パーセントでした。これもハートが暖かくなれるアルバムですね。(10月4日の日記に登場

No.8
SLOAN(スローン)『A sides win singles 1992-2005』


これは昨年リリースされたベスト盤でしたが、今年良く聴いた愛聴盤です。バーズ風のコーラスをはじめ、60年代のビートバンドのスタイルを消化した楽曲の数々。懐かしさを含めてもう嬉しくなってしまいますね、こういうのは。カントリー臭さがないのも、私の好み。(12月2日の日記に登場

No.7
KOOKS(クークス)『INSIDE IN/INSIDE OUT』


色気というのも、もって生まれた才能なのかもしれない。そんな声の持ち主、ルーク・プリチャードのヴォーカルが魅力的なバンド。プラスしてスピード感と疾走感は若さゆえの魅力でしょうか。ロックンロールのエモーションと乗りはLIVEでも堪能できそうです。ちなみにオアシスのノエルもベストアルバム10の中に入れてましたね。(9月26日の日記に登場

No.6
YEAH YEAH YEAHS(ヤー・ヤー・ヤーズ)『SHOW YOUR BONES』


ハードロックしてますねぇ、カレンさん。とても可憐です。はっ?(笑)カレンのエネルギッシュなシャウトに参りました。こういう派手でリフを多様する音は、スカッとするしストレス解消にもなります。イギリスには今こういう音出しているバンドいないですねぇ。希少価値もあって新鮮に聞こえましたです。(4月1日の日記に登場

No.5
JOHNNY BOY(ジョニー・ボーイ)『JOHNNY BOY 』


ウォール・オブ・サウンド。スベクターサウンドを現代にリメイク。時間をかけたスタジオ制作アルバムという感じで、映画のサウンドトラックのような作品に仕上がっていました。サマソニのステージは見逃しましたが、評判はあまり良くなかったようです。ライブバンドとしては準備不足だったのかもしれません。見なかった方が、イメージダウンに繋がらずかえって良かったかも。(6月29日の日記に登場

No.4
WHITE STRIPES(ホワイト・ストライプス)『GET BEHIND ME SATAN』


リリースは2005年でしたが、2006年上半期に良く聴いていました。シンプルな構成ながら音と音の隙間があって、そこからイメージ豊かな音像が感じ取れるのが素晴らしい。打楽器系の余韻を楽しめる、ミキシングの技術も超一流。おそらく音にうるさいクリエイターにも納得の出来だったと思われます。(1月8日の日記に登場

No.3
EVERYTHING BUT THE GIRL(エヴリシング・バット・ザ・ガール)『LIKE THE DESERTS MISS THE RAIN』


エヴリシング・バット・ザ・ガールのベスト集。これも旧譜ですが、ジャズやボサノバ、エレクトロニカ、ハウスと色々と楽しめて飽きがこない。お得な一枚。センスの良さはロックと呼ぶには高級すぎるかも。遅ればせながら全アルバム揃えたいアーティストです。トレイシー・ゾーンとベン・ワットのソロ作もはやく聴かなきゃ。(7月29日の日記に登場

No.2
KEANE(キーン)『UNDER THE IRON SEA』


体調不良からのサマソニのドタキャンは残念でしたが、その後の回復のニュースは嬉しかった。美しいメロディーの中にも、深さや重さが感じ取れるセカンドは、音楽との付き合い方を真剣に考えるとっかかりにもなります。名作や名曲と言われる作品は産みの苦しみから生まれるものだと改めて思います。(7月23日の日記に登場

No.1
MY CHEMICAL ROMANCE(マイ・ケミカル・ロマンス)『THE BLACK PARADE』


最近のアルバムで、印象も強かったのでこれをNo.1に。画像も大きめに。(笑)ロックオペラとしても優秀だし、曲もバラエティーに富んでいて、飽きさせません。70年代のクイーンあたりからロックの一つの要素として確立した美学。大物感も漂うジェラルド・ウェイの存在感。こういうのがないとロックシーンも盛り上がらないでしょう。エンターテイメント性も大な優秀作です。(12月10日の日記に登場



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